午後から雨になるでしょう

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細野健 メールインタビュー 2014.6

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午後から雨になるでしょう#5

絵+朗読 「クライマガコの恋と十三夜」 2014年7月17日(木)→28日(月)

公演詳細ぜひ、クリックしてご覧ください。

いよいよ明日24日(火)、チケット発売開始です!

 

企画者の一人であり、絵を描く細野健氏に吉永からメールにてインタビューをお願いしました。(写真は細野氏自宅にて制作中の様子を送っていただきました。奥の絵は文中にある旧作です)

絵+朗読ってどんな公演? というところを少しでもイメージして頂けたらうれしいです。

 

――まずは会場に展示する、現在制作中の絵の手法やイメージを教えてください。

 

去年の作品の、延長の感じで制作しています。小さなシルクスクリーンを重ねていきイメージを作っていきます。(*フライヤーの絵の手法です) 何かプラスアルファの感じも入れていきたいと思っていますが、まだ自分でもどうなるか分かってなかったりします(笑)。

お楽しみに〜

 

――昨年5月の「絵+朗読」から一年経ちました。その間に細野さんは、都心を離れたところへ引っ越ししたり、また新しい仕事をはじめたりといろんなことがありましたよね。心境の変化もありますか? 絵を描くことにもその影響はありますか?

 

新しい家が築40年の中古住宅なんですが、とても広い居間がありそこで作品を作っています。

そこに以前作った100号(160cmx130cm)のキャンバス(*写真奥)が置いてあるのですが、前の家の4畳半で作った時はすごく大きいなって思いましたが、ここに置くとあまり大きく感じません。たぶんこんな感じで人間のスケールも大きくなってると思うので、大きなスケールの作品をお見せ出来ると思います〜なんてw。

まーでも都心とは明らかに違う緑に囲まれた生活なので、何か変わってるかもしれません。

 

――いやほんとうに今回、スケール大きい絵になっていると思いますよ!!

昨年の打ち上げで、細野さんが「作品はみんなで生んだ子供」と言っていて、その言葉がすごくしっくりくる公演だったなと思いました。公演は終われば形がなくなるものですが、なにか、「その子供」を育てたい気がして、今回となりました。

ただし、前回ご覧になっていない方々にもぜひとも、観て頂きたいです。どのような公演になりそうか、細野さんからこのブログをお読みのみなさまへ、メッセージをお願いします。

 

そうですね。ひとりでやるのとは違うと思います。具体的に絵を共同制作しなくても、朗読の台本みせてもらったり、出演の人や手伝ってくれるスタッフの人と話したりすることで、何かひとりとは違うエネルギーのものが生まれてる気がします。

今回はとても小さな、そして面白いスペースでの絵+朗読の公演になります。

普通のギャラリーや劇場では味わえないような、ある意味アットホームな、ある意味不思議の部屋のような、空間と時間を作っていきたいと思います。

夏のちょっとした一時を一緒に楽しみましょう。

 

――最後に、いつもわたしは質問してばかりなので、なにかわたしに質問をひとつください。

 

そうですね・・・「なんで物語を書くんですか? そしてそれをなんで人に話して(伝えて)いくのですか?」とか......根本的すぎるかな?

 

――うお! 根本的です! ・・・そういう質問はもっと、偉大な作家にするもので、わたしなどが答えるのはハズカシイ気がしますが・・・でも、ほんと、なんででしょうね?

それが好きとは思えてなくて。なにか自分にも周りにも迷惑かけてもおかまいなしの、悪い、「発作」みたいなものだと思います。発作を起こすたびに寿命が縮んでるし。

でも「物語」を書いているという思いはなくて。別のなにかのように思っています。

そしてこの「絵+朗読」の公演はわたしにとって、とても特別なものです。

自分としては、戯曲でも脚本でもなく、小説とも違うもの、と感じています。

前回、お客様の中には、頭がフル回転だったよもーなにこれー客の方も疲れるよ、でもなんかスッキリした(頭と心のジムみたいなことですかね)という方や、思わず泣いてしまったという方も多くいらして。泣くというのも物語の悲しい場面で泣くというのとはちょっと違って、自分の記憶や心のどこかにひっかかってのことだと思います。

だからきっと、わたしも細野さんと同じで、「ひとりとは違う」のですね。違う人生を生きてるひとたちと、どこか深いところで、響きあえる。そのために書いて、伝えて、いくのかな。

 

 


吉永亜矢 (2014年6月23日 10:40)  カテゴリ:
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