午後から雨になるでしょう

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ジーマミーの揚げ出し豆腐

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お待たせしました。ブログをお読みの「ゴゴアメ食いしんぼう部」の方々(いますかー? 点呼! いっち! おう一人かーよし!)、食べものの話をしなくちゃね。

小浜島の居酒屋さんの、ジーマミーの揚げ出し豆腐。ジーマミーの揚げ出しってはじめて食べたけど、もちっとしてほの甘いのが揚げ出しに合っていた。

珍しいものとしてはほかに、アダンと四角豆のチャンプルーもいただいた。アダン(という木の、芽らしい)は島によって食べたり食べなかったりするとお店のご主人が言ってました。たけのこの穂先みたいな味と食感で、わたしは好きだった。

 

沖縄石垣島のおばぁが出てくる藤谷治の小説・・・ってどんなのだろう、と沖縄から帰って来て海を恋しがりながら読んでみたら、実はどんぴしゃだった。

「おがたQ、という女」(小学館・文庫も出てます)

こんなにかわいらしい作品だとは! なんでこれ読んでなかったんだろう! と思ったけど、もうちょっと半端に内容を知っていたら、それが80年代のしかも学生、しかも8ミリ映画を作ってるやつらの話、などを知ったらもしかすると「それはいいや」と読まなかったかも知れないから、読めてよかった。

リアルという書き方ではない小説だけど、いやこんなだったなまさに! と(わたしが学生で8ミリカメラをぶん振り回してた頃とは少しずれているのですが)、おかしくて笑いながら読んでたら、いきなりいちど、声をあげて泣きそうになった。それは非常に幸福な場面なんだけども。

いやはや参りました。沖縄のおばぁはどう関係するのかとかは、あらすじで説明できる本じゃないので書かないでおきます。

 

 


吉永亜矢 (2013年11月16日 11:49)  カテゴリ:
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