午後から雨になるでしょう

2010年2月のブログ記事一覧

めかじきのソテー

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舞台本番中のみのりんを応援するため、みのりんにもらったとっておきワイン、

勝沼の白を開けるべく(え、なあに? それ応援なのかって? いいからいいから)

めかじきのソテー。セミドライトマトのオイル漬け、こんどはソースにしてみたよん。

おいしくできました。ワインもおいしかったー。ありがとう美人「なのに」女優・みのりん。

 

おととい金曜はカヨコの出演している芝居を観に行った。

カヨコというのは、05年にわたしの芝居に出てもらったタザワカヨコで。

そういえば、もとはみのりんの紹介であった。

その後カヨコはある劇団に入り、更にその後結婚もして、目玉焼きもろくに作れないから旦那様が作って暮らし、本人はいい歳してアイスクリームが主食であり、現在その劇団の舞台に立っているという、しあわせもんである。

 やつときたらこれまでなにかといきなり唐突に、わたしに携帯メールなどを寄越し、本人、真面目に相談ごとをしているつもりなのだろうが、内容は「はあ?!」というものばかりで「なぜそれをわたしに聞く・・・」と力が抜けていくばかりだったのだが(しかもなぜわたしはそれに答えている・・・)、このところはサッパリない。

「便りのないのは元気なショーコ・カヨコ」なのだ。

 

舞台上のカヨコを眺めながら、まーあれだ、やつもやつなりに、大人になっているのだなあと思った。

終演後久しぶりに会いちょっと話したあと、じゃまたな、と言うと「はいまたなにかと相談にのってやってください」などとまるで大人の社交辞令のようにしおらしく言うので大笑いして、もういいだろうと言うと、

「なんてもぅお~~聞きたい癖にぃ~~」と手振りアクション付きの満面の笑顔で言われた。

瞬間殺意を覚えたには覚えたが、やはりへなへなに脱力した。

 

まーあれだ、にしても、だ。やつはやつで大人になった。

どこが。と言われても無言で哀しく肩をすくめるしかないが。

 


吉永亜矢 (2010年2月28日 11:59)  カテゴリ:
ドライトマトと菜の花のスパゲッティ

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この前の「印度の味」のと同じお皿。

林京子さんという作家の方の器。

わたしもタキもファンで、個展に行き買ってしまった! 新作。

ちなみにピッチャーも。オリーブを入れた小皿は、その前の個展のだったかな。

林さんの器はどれもすごく可愛く、甘すぎず、ちょっとフシギで、いつも参っちゃう。

買ったときはああゼイタクしてしまったなあと思うけど、日々がんがん使う。

 

こないだ、さやかちゃんからいただいた、セミドライトマトのオイル漬け。

DEAN&DELUCAのもの。あら素敵~~。ここのトートバッグ持ってる女のひと、よく見かけますね。

なんでみんなあれ持ってるの? 気になる気になる~~。

さてなにを作ろう。せっかくいただいたものなので、これまた、あれこれ考えました。

わたし、オイル漬けって知らなかったのです。使うのはじめて。

戻さなくていいし、実に便利ですねえ。そのままおつまみにしても食べられる。パンにのっけても良し。カルパッチョにもいいね。

ちょっとそのまま食べてみたら、ドライトマトって酸っぱすぎたりするけど、それがない、おいちい! ワイン飲みてえ!

まずは、菜の花とドライトマトのスパゲッテイにしてみた。これは自信作になりそうだったのだが、あー惜しい。喋りながらやってたらパスタ茹でるタイミングが遅れ、余熱で菜の花に火がとおりすぎちゃったよ。ご覧のとおりで。とほほ。

でも味はおいしかったよ。ありがとう、さやかちゃん! よかったらさやかちゃん家でも!

レシピ一応書いとく!

 

ガーリック+唐辛子をオリーブオイルでゆっくり弱火で炒めてから、ベーコン細切りを炒める。

ここはほんとはアンチョビだろうけど、減塩のため。お若い方はアンチョビで、です。

菜の花、水と白ワインを少しずつと、コンソメの素を少々入れて、フライパンに蓋、菜の花を蒸す。

ドライトマトを入れて合わせ、トマトピューレ少しと塩胡椒少々で味を整える。

そこへ「すかさず」茹であがったパスタと、茹で汁少しを合わせて。

さいごにまたオリーブオイルをひと回しかけても良いです。

 


吉永亜矢 (2010年2月26日 12:41)  カテゴリ:
いちご大福

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鉢の木」の「ほのか」という名のお菓子。いちご大福ですね。

休肝日に・・・・・・

 

関係ないけど、テレビつけてるとね、一日に何度も何度もいろんなことについてね、

マヤミキさんという方が「あきらめないで」「まだ知らないの?」「わたしはこれ」

などなどと励ましてくださるのが、常々気になっておりまして。

なにかそのうちもう、そんなことまで?! ってこともいつかアドバイスなさるのでは、

と気が気じゃなくなってきて、たとえば、しいたけとかモヤシとかについてとかで

「わたしはこれ」って言われて、しかも「そうなんだ! アキラメナイゾ」って納得しちゃいそうで。

あのーみなさん、気になるんですね、わたしだけじゃないんですね。ナンダそっか。

スミマセン、ほんとうに関係ありませんでした。

 

みのりんの舞台は本日より開幕。みなさま応援よろしくです。

 


吉永亜矢 (2010年2月24日 16:48)  カテゴリ:
印度の味

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ドライカレーは前にも載せたけど、これは違うのだ。

前に「ゴゴアメ・レシピ交換係」へ(そんな係がいつの間に!?)Andyさんから、この「印度の味」なるカレーペーストがおいしいと教えていただいて、すぐ購入、作るのをたのしみにしていたのだった。

Andyさんのドライカレー・レシピを見ると、挽肉が牛・豚合わせて1キロ! で、さすが4人家族。翌日のお弁当にもしているようで。冷凍してもいいんだしね。

というわけで、ウチではふだんはせいぜい200グラムだけど、今回つられて400グラムで作ってみました。それにこの「印度の味」を、一瓶使いました。はじめて使うので瓶のどのくらいを入れたらいいかと思い、半分入れてから味見して、結局、全部入れた。

この商品のいいところは、なんといっても、動物性油脂を使ってないとこ。だから、あっさり、すっきりしてる。ルーだと胃もたれしちゃうひとにはぜひ。おすすめ。

さて「印度の味」というからには、かなりスパイシーなのかと思ったのだけど、そっちはあまりそうでもない。どっちか言うと懐かしい味、親しみやすい味です。

だから、お好みで自分でスパイスいろいろ入れていくといい。

そこもわたしはすごく、使い勝手がいいと思った。市販品そのものの味が決まり過ぎてると使いにくいし、つまらないんだよね。

ということで、「印度の味」お値段がちょっっと高いのだけが・・・(そのかわり、プレゼントなんかにいいでしょうね)でも、気に入りました。ありがとうAndyさん!

 

せっかく教えてもらったので、おいしく作らなきゃ! って考え、今回は茄子を入れてみたよ。(あと、ズッキーニも。トッピングしてるのはバジルの余りがあったので。これ、もっとあるといいと思った。味が合ってる)

ドライカレーの野菜はわたし、歯ざわりが残るくらいのほうが好きなのだけど、ペーストを入れてからぐずぐず味見してたので、けっこう煮ちゃった。ふへへ。

 

Andyさんのレシピでは、たまねぎをちゃんと長いこと炒めて、あと、野菜と肉がまんべんなく混ざるように炒めるとありまして。

ほーう料理上手なのだろうなーと思いました。

わたしなんか、挽肉の塊がどっかに残ってたりするのも好きなのよね。まー、手抜きとも言います。

ちなみにドライカレーにせよ、カレーにせよ、たまねぎを長いこと炒めるのは、ルーを使わないカレーではわたしもやるけど、ルーやこのペーストには既にたまねぎの炒めたのが入ってるから(このペーストはたまねぎの甘みがとてもする)、使うときは、時間も量もそんなに炒めずに、みじん切りの大きさも少し大きめにして入れても、おいしいですよ、嘘じゃなく。

でも、やっぱりね。たくさんの野菜と肉が溶け合っているほうがマイルドでかつ、あじわい深いでしょうね、家でお父さんがそんなのを作ってくれちゃうなんて、最高。

「Andyパパカレー」はきっと、世界一、おいしいんだと思うなあ。

 

やーなんか、とってもいい気分で料理した。

わたしんちではスパイスの香りが充満するなか。

 


吉永亜矢 (2010年2月23日 13:30)  カテゴリ:
昨夜は

 

昨夜はアコーディオン+歌のDANくんが出るライブに行ってきた。

DANくんからお知らせを頂き、行けるかなー行けないかなー行きたいなーと、最近ちょっと忙しいタキと言い合いながら、行こう! となって。

東中野の驢馬駱駝(ろまらくだ)という、窓から夜景の見えるライブハウスにて、アコースティック+弾き語りの素敵な一夜でした。

 

会場内が禁煙で(ライブハウスなのに! いや、いいんだ)、非常階段のとこに、灰皿があって喫煙スペースになってる。そこがちょっと怖いくらい眺めがいい。

ライブがはじまる前に煙草吸ってたら、空がちょうど青と赤に混ざりはじめて、いいシャッターチャンスだったのに逃してしまった。

くやしいから、本日は写真ナシね。

 

DANくんの演奏と歌を久しぶりに聴けて、感激。

会ったのは、みな吉の結婚式ぶりではないだろうか。

そもそもDANくんはみな吉に紹介してもらって、芝居に出演をお願いしたのだが、それがもう7年前。DANくんはあいかわらずにこにこしていて、会うとほっとしちゃう感じなのは変わらないんだけど、でも、ステージで観たDANくんは堂々としていて、ほかの方々が若いのもあって、なにか立派になったなあ。って失礼。でもほんと。DANくんでなく、DANさんに。ね。

 

DANくんのほかのアーティストもみんなよかったな。

ふだん聴かないから、若いひとの歌と詞の言葉をぼんやり聴いているのは、おもしろいことだった。

わたし、キモチよくウトウトしていて、目が覚めたら、髪が真っ白になったような、

そんな気がするよ。

自分の手を見たら皺だらけで。

身体がきしんでいて、声を出すとしゃがれている。

ひとりだけ、急に老いた。

 

ライブが終わったあとは濃いワインを飲んだ。

見知らぬ景色のなかを、ずっと年下になってしまったそれでも若くはないタキに、

手を引かれて歩いた。

 


吉永亜矢 (2010年2月21日 13:44)  カテゴリ:
豚肉の香草炒め

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なんか、てきとーな写真だな(いつもだけどさ)

豚肉の香草炒め。これやるひと、多いんじゃないかな。忙しいときにはいいよね。

豚肉とローズマリーを炒めて、セロリを炒める。白ワインをすこし入れてざっと。

塩、コショウ。あとレモン。

にんにくを入れてもいいし、入れなくてもこれが美味しい。

 

きょうは久しぶりに晴れたねえ。気持ちがいいね。

 

きのうの夜はもんのすごく喋っていたなわたし。話したかったんだろうなあ。

おつきあい頂いた方には申し訳ない。女性にお酒飲ませ終電に向かい走らせてしまった。

反省。走らせないようにしよう。喋るのと飲ませるのはともかくとして。

 


吉永亜矢 (2010年2月20日 12:18)  カテゴリ:
さえべら

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りょうこちゃんから頂いてしまった。

ちょうどこの前ブログに書いたところで、りょうこちゃんが菜箸とへらとどっちが良い? というので大笑いしてしまった。

木べら、よく使うので、こちらをもらいました。わたしの平凡な木べらは使いこんで、とってもすごいことになってるんです(手放せないけどね)

 

どうです、これはまさに正真正銘、冴えてますね。これこそ、さえべらでは。

(注意・さえべらで検索とかしないでよ)

職人さんの手作りだそうで、うつくしいフォルム。握るとすっと手になじむ。

わたしにはもったいないなあ。

大事に使っていきます。冴えない日々にちょっと力を。

 

きのうは里芋の炊き込みごはんを作ったよ。一口大に乱切りの里芋と、刻んだしょうがを炊き込みました。お若い方は肉を入れてみてください。あと、わたしは炊き込みごはんはなんでも、食べるときにちょっとすだちを絞るのが好き。おいしくなるよ。

 

また雪でしたね、さむいねえ。

 

ほんと、冴えない日々だよわたしは。でもこういう時期は意外に大事でもある。

ってわたし人生たいがい冴えないシーズンばっかりなのだけどさ。

もしもいま、なんとなく冴えない日々をお過ごしの方たちがいたら。

だいじょうぶ。と言いたい。わたしはそういう日々のもはやプロです。

つらがったりあせったりでいっぱいになっていてはもったいない。

ふだんは気づけないことに、たくさん気づける。つまらないこと、あたりまえのことをたのしんだり泣いたりできる。けっこう味わい深いもんですから。

無駄なこといっぱい、しましょうよ。

 


吉永亜矢 (2010年2月18日 12:29)  カテゴリ:
蒸し鶏

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蒸し鶏も作りました。蒸し汁につけておくと乾燥しないから、便利ですね。

これに、レモンを絞って、辛子マヨでいただくか、

ネギソース(刻んだネギとしょうゆ+お酢、ゴマ油少々)。

しかし。きのう朝、大きいひとが風邪をひいたそうで、熱を出し来られなくなって、ショック。

なんのための肉・・・しばし放心。ひとつきくらい、ああでもないこうでもないと考えていたので。

でもそれよりも、大きいひとが熱を出すとこを想像すると、なにかとても痛々しく。

どうかお大事に。大きいってまた2回も言っちゃったけども。

 

ほかの方々は無事にいらして、たのしく過ごしました。

なんとわたし本日は、二日酔いなし。


吉永亜矢 (2010年2月17日 16:17)  カテゴリ:
豚スペアリブと大根のオイスターソース煮

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肉料理っていう肉料理は、ほとんどしなくなったなあ。

スペアリブなんて扱うのは久しぶり。おー! 肉!

あしたはお客さんなので。お世話になっている、大きいひともいらっしゃるので。その方のために。

ってまた大きいって言っちゃった。いひ。

 

本日3回目のブログ更新。そうじからの逃避なんですつまり。

きょうの晩御飯はどうするのか。

料理しただけでおなかいっぱいなのね。


吉永亜矢 (2010年2月15日 17:59)  カテゴリ:
束の間の

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きょうはずっと雨だし寒いし、買い物ひとつ行くのにわたしゃあ、覚悟がいるよ。

腰に用心だなこんな日は。

外でのお仕事のみなさん、ほんとうにお疲れさまです。

 

きのうの晴れ、ほんの束の間でしたね。でも梅はもうこんなに咲いたよ。

 

年下の友から素敵なご報告あり。わたしもうれしく。

さー料理すっかー!


吉永亜矢 (2010年2月15日 15:29)  カテゴリ:
春節

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なんでだか、バレンタインデーって、中華料理が食べたくなる。

 

きのうタキと中華レストランに繰り出したら。今年はちょうど春節で。旧暦のお正月ですね。

獅子舞をやるという。

わたしたちの席のそばが、獅子舞と楽器演奏のひとたちの楽屋のようになっていて、囲みの席で見えないのだけど、出入りするひとたちを見てなんだかどきどきしてきた。

 

獅子舞に頭を齧ってもらい一年の健康を祈っていただいた。

うわあ近所で旅行のような。


吉永亜矢 (2010年2月15日 11:29)  カテゴリ:
ユタと

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レンチャンで飲んでしまってぼろっとする。

おとといは、ユタと。

少し前にユタのブログこの日の)を読んで、「さえ箸」とあるのに驚愕して、いや単に打ちミスかもしれない、いやいやしかし、やつのことだ・・・と思い、HPのメール宛に「さすがフジオカ様。フジオカ様のお宅では菜箸さえも、冴えていらっしゃるのですね。わたしの家ではわたしをはじめ、すべてのものがぼんやりしておりあまり冴えておらず、さい箸もごく平凡なさい箸です」とメールしたら、おおいに動揺しておった。

できたらカレーのたまねぎ炒めるときは、箸でなくへらにして。ユタんちで言うと「さえべら」でね。

 

その前日木曜は、下北沢オフオフシアターにてMUを観てきた。短編二本立て。

高木くんの芝居に出ていたことから知り合った、浜野くんが「めんどくさい人」のBバージョンにて主演。もとは男女で書かれていた本を、男たちで再演のバージョン。おもしろかった。

恋愛なんてめんどうと言うのも、レンアイやセックスになにかと理屈つけたがるのも、と思えばイキナリ理屈や利害抜きで、ただ、好きですと言いたがるのも、みーんな男だもんね。

あたしに言わすと、そのどいつもがめんどうくさい。でもそのめんどくささが、滑稽だけど切なくもあり。逃げずにひたとみつめている感じがよかったです。文字どおり裸で勝負の浜野くんたち、役者のみなさんに拍手を。

 

タキと高木くんとカナザー先輩と観て、劇場を出てまだ夕方と呼ぶのも早い時間に、お疲れさまーと乾杯。誰も疲れてませんが。芝居たのしく観ただけで。

カナザー先輩はばっさり髪を切っていて、「っていうか誰?」と思った。

しみじみ向かいの席で顔を眺めてから、・・・。女の子より可愛くなるのやめて先輩。

見た目可愛くても先輩はケダモノなので、ここに写真を貼り付け、全世界に注意を促せばよかった、とカメラを持っていかなかったことを後悔。

飲むたびに写真撮られるといやだろうなと、みなさんが。気をつかってるのよ。

 

で、かわりに冴えてる男、ユタの写真ね。ザンネンって言わないの!!


吉永亜矢 (2010年2月14日 12:05)  カテゴリ:
梅の花が

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やー、寒いねーー。

 

でも梅が少しずつ咲きはじめておりますよ。大家さんちの庭、梅の花はちょうどわたしたちの部屋の目の前で。「借景」なのです。いいでしょ。

曇り空のした、梅の花も寒そうな。こんどは晴れた日に撮ろう。

 

さてまたお知らせひとつ。

我らのみのりんの舞台が、今月、あります。そうです我らの美人なのに女優みのりんです。「なのに」がつく美人ね。

BIG FACEプロデュース 両国シアターX(カイ)にて。

2月24日(水)~3月3日(水)まで。毎年、みのりんが出演していたシリーズですが今回がシリーズのFINALだそうで、気合入ってるかと思います。

詳しくはこちらを。ガンバレ、美人なのに女優! 飲みすぎ注意!

 

ってそういう自分がきのう、飲みすぎました、下北にて。

いろいろおもしろかったけども。きのうの話はまたあした!

 


吉永亜矢 (2010年2月12日 13:17)  カテゴリ:
白菜の黒酢炒め

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買い物行かなかったから、ありあわせのごはん。(おとといの)

 

きのう居酒屋で。

ある脚本家の方が、わたしとタキの暮らしを、酔っぱらい夫婦のなにごとも起きないただただ飲むだけの日常として、書いてくれるって言ってたんだけど、書いてくれるのかなあ。

去年マリエンバートで。並のすごい映画らしいんだけど。

誰が観るんだよその映画・・・

っていうか、言ったこと覚えてないと思うけどさ。

 

タキとタキの友達と飲んだのですが。

ほんとおかしいのよ。

考えたら久しぶりに、酔っぱらいの先輩、大先輩と飲んだわ。

酔っぱらいとして先輩がたに囲まれすくすく育ってきたわたしですが、気づくと、酔っぱらい後輩どもに押されてばかりのコンニチで、たいへん新鮮にオソレオオクたのしかった。

わたしの劇を何度か観にいらしてくださってるのだが、終演後に飲みましょうと言ってもいつも逃げられるので、やっと一緒に飲めたのだよね。

05年の劇のことを、「あの、頭ん中で誰かがタップ踏んでるやつね」と先生が言えば。

その前の劇のことを、「あの、指からなにかが生まれるやつだよ」とタキ先生が言い。

まあ、そうなんですけどね。そういうふうにね、実際書きましたよ、はい。

けど、なんすかその劇たち、すごうくおもしろそうですね。観たいわ。

さすが、先生方にかかるとわたしの劇もそんなふうに。参りました。

 

これからは酔っぱらいとしてリアル先輩の存在を忘れず、日々精進飲みますです! 御酢!

すみません先輩、きのう言いませんでしたが早口でいま言います、ジブン若い頃頭悪いのにナマイキなガキっこちゃんでしたんで、好きな映画は去年マリエンバートでした。反省してます。ケド二十年ぶりぐらいにそのタイトル聞きました。

 

酔っぱらい先輩の背中を見送りながら、っていうか帰れんのかなあと思った。

ちっとも帰ろうとしていない背中だったな、あれは。

 


吉永亜矢 (2010年2月 9日 17:47)  カテゴリ:
ラーメン

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ふふふふふ・・・、最近、ウチではやってるもの。

二日酔いのときや、寒い日の昼ごはんに最高。ラーメン(タキ作)。

ふつうのインスタントのラーメンの、スープをすごーく薄くして(そのままではしょっぱ過ぎなのです我々には)、野菜をいろいろいれる。野菜の出汁が出てうまい!

食べるときにコーレーグースちょっと。

 


吉永亜矢 (2010年2月 8日 18:21)  カテゴリ:
菜の花とあさりのスパゲティ

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録画ビデオで、映画「グーグーだって猫である」を観たら、「高齢者擬似体験」(こんなのだった)をするシーンがあって、ああこういうのがあるのだなあ、と感心した。

よく見えずよく聞こえない状態で、腰をかがめ、街を歩くのだ。

 

病人と一緒に街を歩くと、病院以外のシャバというのはいかに凶暴な世界かということがわかる。

もう何年も前になってしまったが、父と病院に通っていた頃わたしのほうがすっかり、駅や電車や道が怖くなって仕方がなかった。

忘れているけど、たまには思い出したほうがいい。

 

でも考えたらさ。

わたしいま既に、別に疑似体験しなくても、目も腰も耳も悪いんですけど。

 

わたしはばかだから、コンタクトしたくなくて、眼鏡かけて歩くのもイヤで、スーパーで身体をくの字にして目を近づけて肉や野菜を見てる。それでよく、ぎょっとされている。スミマセンデス。

こないだ、スーパーでひとりおじいちゃんがモウレツに目を近づけて、ひとつずつお弁当を手にとって見ていて、キモチはわかるなあと思い、わたしのほうがまだ見えるのだから、かわりに見てあげたかった。

けどなにを見たくて見ているか、本人にしかわからないだろうからね。

ひとのお手伝いするのっていうのはなかなか、むずかしいことだ。

でもおじいちゃんが気になり、振りかえったら、こんどは店員さんになにか大声で尋ねていて、さっきまでいたすぐそこのお弁当売り場には傘が落ちていたから、これだな、と拾って持っていった。

あんなにわかりやすく落としていても、見えないのだなあ、と思った。

それか、ただちょっと誰かとお喋りしたかったのかな、とも思ったりした。

 

傘を渡すとおじいちゃんは喜んでくださり、わたしは恥ずかしくてそそくさと去ったけど、なぜかなんだか後から泣きたくなった。

 

おいおい、なんか最近、泣きたがりすぎじゃないかわたし?

 


吉永亜矢 (2010年2月 7日 13:37)  カテゴリ:
金目鯛のフライパン蒸し

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手軽にできるフライパン蒸し。いつもは鮭とか鰆でやるのだけど、金目でやってみた。

まあ金目はあっさりしてるから、煮付けが好き! ってひともいると思うけどさ、

蒸すとふんわりするよ。

オリーブオイルにしょうゆを合わせたのをちょっとかけて。玄米ご飯と休肝日。

 

わたし料理、ちっともうまくならないなーとイヤんなることも多いのですが。

料理も才能だからね、あるひとはあって。ないと、これはしょうがない。

でも才能ないからやめた! ってわけにはいかないのが日々のごはん。

見た目悪くとも、少し失敗しようとも、自分で作ったもんはやはりオイシイ、

不思議ですね。

 

さむいねえまいにち。

 


吉永亜矢 (2010年2月 6日 12:01)  カテゴリ:
クルミッ子

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これ、かわいくないすかー?! しかもおいしいの!!

 


この頃、時間が流れてるということただそれだけで、傷ついたような気持ちになる。

立ちすくんでしまうような。

 

わたしもタキも、時の流れを扱う映画のワンシーンや本や、どんどん弱くなり、ボロボロ泣く。

参ったことである。しかし、ふだんはますます、面の顔厚く、しぶとくしてるから、

それで、バランスってことなのだろうか。歳をとるということは。

 

先月はいろいろとおもしろい本を読めたのだけど、昨年末の「おすすめ本」にて、Andyさんにおすすめいただいたなかの1冊、ジュンパ・ラヒリ「その名にちなんで」(小川高義訳・新潮文庫)もよかった。

わたしは久しぶりにこういう「本格小説」(といっていいかな。わたし小説のジャンルがよくわからない)を読んだので、そのたのしさもあった。

Andy氏もメールに書いていたけど、文体はほんとうに淡々としていて、それが心地よい。

なのだが、読みはじめてすぐに、ああこれはこういう小説だな、やばいな。と思った。

ひとが生きていればある、ありきたりなドラマ、結婚、妊娠、突然の身内の死、若いころの恋、親や生まれへの反発心、それらを特別なものとしてでなく淡々と、けれど、経験するそのひとにとっては、永遠に残るものとして書く。

そのとき目にしたもの、聞いた音、匂いをありありと書く、ありきたりではない凄さ。

それでいてすべてが過ぎ去っていくことを書く。

あんまり泣きそうなので、かえって怒った顔をして読んだ。

 


吉永亜矢 (2010年2月 4日 11:47)  カテゴリ:
湘南にて

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江ノ電のとある駅、小さなフレンチレストランに、はじめて行ってきた。

その日、誕生日だったんだよね。

料理はアラカルトで頼み、最初に出てきた鎌倉野菜のサラダのおいしさにもうカンゲキ。

どうやって? と思うくらい薄く味つけしてあるから、野菜ひとつひとつの味わいがたのしめる。ほかの料理もどれも野菜がおいしかった。

写真はカラスミと白菜のパスタ。これもカラスミなのにぜんぜん、しょっぱくない。白菜はちょっと焼き目がつけてあって、噛むと甘い・・・

ほんとに小さい店だし、内装もシンプルで、もっと華やかなところのほうがいいと言うひともいるかと思うけど、わたしは好きだった。まじめなお店という感じがした。

なんというお店か? というのは個人的に聞いて!

 

年齢を書くとまた同い年の女性のみなさんに叱られると思いますが、叱られてたのしいから(なんで)書くと、46歳になりました。えへへ、早生まれだから「まだ」46だよ。ってこれは相当なヒンシュクを買ったな! ひゃひゃひゃ!

 

なんにも変わってないようで、確実にひとつずつ歳をとっている、という感慨もあり。

 

海、見たりないー。

わたしは潮の香りを嗅ぐだけでテンションあがる。

湘南は、夏にみんなでぞろぞろ飲みに行くもんだから、この頃は冬に行くと、あちこちで、ここでげらげら笑いながら歩いたな、暑かったなあとか、思い出してはにやにやする。

冬は静かで。生しらすも生桜海老もないけど。それもまたよし、なのだ。

 


吉永亜矢 (2010年2月 3日 11:13)  カテゴリ:
おとといの海

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夕日も朧な。

 

湘南でした。

 

おとといの日曜はあたたかくて、ダウン着てると暑いくらいだったのに、

月曜はうってかわってさむうく。

雪が降り出す前に帰宅しました。ホットウィスキーが沁みる・・・

 

そして今朝はまっしろですねー。東京、珍しく。

みなさんお足元に気をつけて。

 


吉永亜矢 (2010年2月 2日 11:23)  カテゴリ:

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